忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

二人の忘年会

アイツから連絡あって、近場で飲む事に。
マジで暇だったから有難い。
時間になって向かうけど、急遽用事が入ったって...
本屋で立ち読みして時間潰した。
おかげで内なる言葉に耳を傾けると言う技術に関して造詣を深める事が出来た。
時間に遅れてアイツはきた。
電動自電車で颯爽と現れたアイツは、
「後ろ乗れ!」 紅蜘蛛
久しぶりに自転車2ケツした。
寒い風を切りながら夜道を走る。
電動の電池が途中で切れて大笑い。
古いとすぐ電池切れるよね~
クソ寒いけど、モンクレーのダウン着たアイツの後ろなら風もある程度防げるってもんよ。
お目当の店やってないからイタリアンバルへ。
アイツの好きなワイン頼む。
「今日が俺らの忘年会な!」
そう言って楽しく飲み始めた。
食事メニューの少ない店で、ワインのボトルいれた俺たちは、早々に酔った。
俺は、そろそろ居なくなるかも知れない、と話した。
アイツは、それだけはやめてくれと言った。
極度の男性不信だが、彼氏が居る。
それでいいじゃないか。
だけどアイツは、俺に私のマンションの下に住め、っと言ってくる。
はあ?なんやねん?
確かにお前と飲むのは楽しいし、この一年でずっと続いてるのはお前だけだ。
本当に感謝してる。三體牛鞭
この時点で二人は、ワインボトル2本目に突入し、ベロ酔いだった。
お前に紹介したい子が居るって言う話もした。
いつの間にか、客は俺らだけだった。
おかげでバーニャカウダのディップはおかわり貰えた。
結局、俺が忘れられない相手に苦しんでいる事をちゃんと聞いてくれるのはアイツだけだった。
そして、それを聞いたり、何度も飲みに誘うのは俺だけだとも言ってくれた。
お前はかけがえのない友達だと。
お前が居なくなったら、どうしたらいいんだって。
泣きそうになった。
だけど、酔いすぎてうつ伏せになって前後不覚になった。
終電が近い。
水を大量に飲み、店を後にした。
アイツは、電池の切れた電動自電車と、俺の腕を組んで駅まで歩いてくれた。
年明けは新年会やぞ、っと。
はいはい、分かってますよ。
良いお年を。 D10催情剤
PR